第一回目ということで、選びましたのは『百花繚乱』。
私が、一番好きな曲でゴザイマス。
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初めて聴いた時の衝撃を、今でも覚えてる。
新曲はどんな曲か・・・期待の目で耳を傾ける。
ゆったりとしたリズムで始まり、一気に8ビート、ロック色に。
その瞬間、ビビっと来た。
「ヤベっ、カッコいい。」
英語タイトルが多い中、珍しく漢字熟語。
「珍しく、夏のイメージの曲」
と、確かミツハシくんから聞いたような・・・(?)
要するに、今までの曲と何かが違う気がした。
モノクロに対しては、バラード主流のイメージだった
(気がする)。
私は、どちらかというとロックな曲の方が好きだ。笑
それまでに、『蜃気楼』など、確かにロックな曲は
やってはいたんですが、でも何というか。
ちょっと違ったんですよね。
私の中の、いわゆる“ロック”とは。
シンプルな8ビート。そこに重なるギターのリフとベース。
イントロからAメロの流れ、そしてサビ前にかけて。
聴く度、「キタキター!」って気持ちにさせられる。
この曲で、グッと心が持って行かれてから、
色々な面で変化が起きた。
ひとつが、他の曲、特にバラード曲に対する聴こえ方。
これ以後、どの曲も以前より何倍もイイ曲に思えた。笑
実は、これと同じ状況を以前にも体験したことがあって。
Hermann H. & The Pacemakersというバンド。
今の私の、全ての始まり。
オタク人生から音楽への道に引っ張ってくれた存在。笑
『ROCK IT NOW!』という曲が初めてON AIRされて、
イントロで、「なんじゃこりゃ!?」って衝撃が走った。
それまで、何となくそのバンドのラジオ番組聞いていて。
だけど、その翌週から流れる曲どれもこれもに、
「イイっ!」って思う自分がいた。
はじめて『百花繚乱』を聴いた時の戦慄、その後の変化、
いずれも、このヘルマンのエピソードを思い出した。
ちなみに、このヘルマンに私は恐ろしくハマったのですが・・・
それまでは、仲の良い後輩たちを応援する事に、
もっと言うと、“ライブを見に行く”という行為に、
どこか“義務感”を覚えていた。
「前回も行ったから、今回も行かなきゃ!」って。
だけど、今はそうで無い。
もうひとつの変化、ライブを見る意義を変えたのは、
この曲がキッカケだったと思うのです。
“ライブに行くこと”が目的じゃない。
“曲が聴きたい”から“モノクロのライブが見たい”から
monochromeが好きだから。
ちなみに、曲に対しての聴こえ方の変化ということで。
モノクロは“ギターロック”だと思うようになりました。
単純に、モノクロにハマッたからも勿論あると思うのですが、
ロックバンドがやるバラード曲は、イイと思うのですよね。笑
ヘルマンにハマッた時の事を思い出す。
HP作り出したことも然り、あの時と、
同じ道を歩んでるような気がしてならないのですが。
こうしてハマッてしまった以上、
ファンとして、全力で応援していく所存です。笑
レビューというより、何だかコラムになってしまいましたが、
第一回は、これにて。
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